
代表取締役社長CEO
関根 澄人
#今も未来も笑顔をつくる
interview
question
ご経歴を教えてください
高校生の頃、オーストラリアにホームステイをしていた経験があります。自然や動物と人間の距離がとても近くて、「絶滅の危機にある動物たちを守ることに、自分の人生を賭けてみたい」と思うようになりました。
ただ、大学で研究をする中で、人間の意識や行動が変わらなければ環境問題は解決できないと気づきました。そこで選んだのが「広告」という業界でした。博報堂に入社してからは、映画・食品・保険・製薬など、様々な業種のマーケティングに携わり、「生活者の心をどう動かすか」をテーマに仕事をしてきました。
2019年には博報堂の従業員組合の代表にもなり、「これからの広告業界はどうなるんだろう?」という漠然とした不安を抱きながらも、「新しいキャリアモデルが必要だ」と感じていたんです。そんなとき、三井物産に出向する機会を得て、そこで脱炭素領域の事業開発に関わることになりました。
question
三井物産での経験は、Earth hacksの設立にどのようにつながったのでしょうか?
三井物産では、スマートシティやEVチャージビジネス、スウェーデン企業の日本導入などに取り組みました。その業務の中で海外でも国や企業単位では脱炭素が進んでいる一方で、生活者の意識はまだ届いていないというギャップを感じたんです。
「このままでは生活者の行動は変わらない。だったら、日本の“広告×商社”というユニークな組み合わせで、生活者に向けたインフラを日本からつくることができるのではないか」と考えるようになりました。
question
なぜEarth hacksという会社を立ち上げたのですか?
三井物産では、スマートシティやEVチャージビジネス、スウェーデン企業の日本導入などに取り組みました。その業務の中で海外でも国や企業単位では脱炭素が進んでいる一方で、生活者の意識はまだ届いていないというギャップを感じたんです。
「このままでは生活者の行動は変わらない。だったら、日本の“広告×商社”というユニークな組み合わせで、生活者に向けたインフラを日本からつくることができるのではないか」と考えるようになりました。
question
Earth hacksの仕事では、どんなことを心がけていますか?
「生活者の行動を変える」ことが目的なので、難しいことをプロダクトアウトでただ技術的に実現するのではなく、“どう伝えるか”というマーケットインの考え方を大事にしています。たとえば、デカボスコアのような指標ひとつをとっても、見せ方や言葉の使い方を変えるだけで、受け手の反応は大きく違います。
Earth hacksの各ソリューションはやっていること自体はシンプルなことが多いです。でも、その中での「発想の転換」が面白いし、そこにこそ価値があると感じています。
question
三井物産と博報堂、それぞれの特徴をどのように捉えていますか?
三井物産は「決断力」、博報堂は「提案力」に優れています。三井の人たちは、提示されたものに対してやる価値があるかを明確に判断する力があり、博報堂の人たちは、どんな答えもない中で新しいアイデアを出してくる力がある。
私は今、その“間”にいて、両方を俯瞰して見ることができています。このポジションだからこそ、提案と決断の両方を観察し、つなぐ存在でいられるのではないかと思っています。
question
Earth hacksという会社は、関根さんにとってどんな場所ですか?
「今も未来も、笑顔をつくる場所」です。
脱炭素って「2050年にカーボンニュートラルを目指す」と言われますが、そのために“今”を我慢するような考え方は生活者にとってはつらいものになってしまいます。
私は、「今の笑顔」も「未来の笑顔」も、どちらも大切にしたい。社会課題に正面から向き合いながらも、楽しく取り組めるような仕組みを作る。それがEarth hacksの目指す姿です。
question
Earth hacksをどんな会社にしていきたいと考えていますか?
「世界一、一緒に働きたいと思われる会社」にしたいです。そして、Earth hacksメンバーが今後どこへ行っても「Earth hacksにいたんだ、すごいね」と言われるようなキャリアの土台になる場所にもしていきたいと思っています。
最終的には「歴代初のノーベル賞平和賞がとれる会社」にしたいですね。それくらい大きなインパクトを持った組織に育てたい。生活者と一緒に社会課題を解決する、そんな流れを本気で作っていきたいです。
question
Earth hacksで働くメンバーやインターン生に対して、今どんな思いを持っていますか?
本当に素晴らしい仲間たちが集まってくれていると感じています。「やる」と決めた人たちが多く、そこにとても勇気をもらっています。インターン生も含めて、期待してくれている人たちに恩返しがしたい。仲間の信頼を裏切らないよう、私自身も挑戦を続けていきたいと思っています。
question
最後に、これからのEarth hacksのビジョンを一言で表すと?
「生活者の欲望を入り口にした笑顔溢れる脱炭素社会の実現」です。
脱炭素と聞いた瞬間に楽しいイメージよりもやらなきゃいけない義務感や我慢のイメージが先行している世の中に対して、無理なく楽しく実は環境にも良い「デカボ」という新しい社会記号を広げていきたいですね。将来的には「もったいない」「Kawaii」のような日本発の社会記号として「デカボ」を2050年までに世界中に浸透させたいです。
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